手術後の療養生活について監修:近畿大学医学部外科 乳腺・内分泌部門 教授 菰池 佳史先生

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  • リンパ浮腫の治療とその予防
公開日:2015年8月7日

手術後のリハビリ体操

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手術後のリハビリテーションを紹介します。毎日全てを行う必要はありません。また、無理をしすぎるのも良くないので、主治医の指示に従って、早い時期から継続して行いましょう。

指の曲げ伸ばし運動

1. じゃんけんぽん
2. ボールを握る
3. 指を一本ずつ折り曲げる

タオルを握る運動

寝たままの姿勢でタオルを握りしめたり、ゆるめたりします。

ひじの曲げ伸ばし運動

肩関節は動かさずに、ひじの関節だけを曲げ伸ばしします。腕が疲れたら、枕の上にのせて休みます。

ひじの曲げ伸ばし運動

両手でボールを握りつぶします。

腕の引き上げ運動

手術した側の手首を反対の手で握り、上の方に引き上げましょう。

新聞紙を握りつぶす運動

手術した側の手で、新聞紙をくしゃくしゃに握りつぶします。

振り子運動

両腕を肩幅よりやや広く開き、上半身をかがめて、手を前後、左右に振ります。

壁のぼり運動

手術をしていない方の腕を伸ばし、手の届く一番上にマークをはり、目標にします。壁に向かって立ち、両手を肩の高さにおき、息を吸いながらゆっくり指先を壁に沿って伸ばします。息を吐きながらゆっくり肩の高さまでおとします。これを1日ごとに手の届く高さをあげていきます。

肩関節の運動

ひじの高さを90度以上まで上げて、肩関節を回します。

バスタオルで背中をふく運動

バスタオルで背中をふきます。手術した側の腕を高く上げるようにしましょう。

背中上下運動

後ろで手を組み、手の甲を背中ですべらせるように上にあげていきます。

*リンパ液を身体の外に出すための管

羽ばたき運動

頭の後ろで腕を組み、息を吸いながら両ひじを開きます。次に息を吐きながら両ひじを前にもってきます。頭の後ろで組むのが難しい場合は、頬や耳などから始めるとよいでしょう。

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監修者略歴

近畿大学医学部外科 乳腺・内分泌部門 教授 菰池 佳史先生

1990年3月 大阪大学医学部卒業
1990年7月 大阪大学医学部付属病院第二外科(現病態制御外科)研修
1991年7月 吹田市立吹田市民病院外科 研修
1994年6月 大阪大学病態制御外科 研究生
1998年3月 大阪府立成人病センター乳腺・内分泌外科
2012年4月 近畿大学医学部外科 乳腺・内分泌部門 教授

【所属学会など】
日本乳癌学会
日本外科学会
日本癌治療学会
日本臨床腫瘍学会
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
日本臨床外科学会 など

【認定など】
日本乳癌学会専門医・指導医
日本外科学会専門医
検診マンモグラフィ読影認定医(B)
日本乳癌学会評議員
日本乳癌学会専門医制度委員会

ご利用ガイド

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