外来化学療法とは監修:埼玉医科大学総合医療センター薬剤部 係長 佐野元彦先生

  • 外来化学療法とは
  • 安心して外来化学療法を受けるために
  • 治療期間中の過ごし方は
公開日:2014年4月25日

安心して外来化学療法を受けるために

外来化学療法を受ける際に必ず伝えるべきこと、心がけておくとよいことを紹介します。

治療前のポイント

以下に該当する場合には、治療前に必ず医師に伝えましょう。

過去に飲んだ薬、食品、アルコールなどによるかゆみや発疹などの出現経験
虫歯や歯肉炎、入れ歯の有無
飲んでいる薬やサプリメントの有無
通院手段(ご自身の運転する車、バス・電車などの公共交通手段、その他)
治療当日までの体調変化や気になること   など

服装のポイント

ゆったりとした締めつけの少ない服装

おなか周りを締めつけると気持ち悪くなることがあります。
ウエストを締めつけない、ゆったりとした服装で、リラックスして治療を受けましょう。

腕まくりしやすい服装

点滴を受ける場合には、袖口の締めつけが弱いひじの上まで楽にまくれるような服装や、袖の短いものを着るようにするとよいでしょう。

襟元のゆったりした服装

胸部に点滴ポート(注射針を刺す部分)がある場合は、襟元に余裕のある服装がよいでしょう。また、ポート部分を目立ちにくくする工夫として、襟のある服や胸元が隠れるようにストールやスカーフを巻くのもよいでしょう。

投与中の注意点

気分が悪くなった場合には早めに伝えましょう

抗がん薬(抗がん剤)の投与直後や投与中に、気分が悪くなったり、以下のような気になる症状を感じたときは、がまんせずにすぐに伝えましょう。
例)呼吸困難感、寒気、冷汗、脈が速くなる、喉の違和感、咳や痰の出現、かゆみや発赤、むくみ感など

点滴を受けている部位に不快感がある場合はすぐに伝えてください

点滴中に針を刺している腕を曲げたり、大きく動かしたりすると、抗がん剤が血管の外に漏れてしまうことがあります。抗がん剤が血管から漏れると、ただれたり、痛みが残ったりすることがあります。点滴を受けている部分や腕に違和感を感じた場合には、すぐに看護師を呼んでください。

外来化学療法とは治療期間中の過ごし方は

監修者略歴

埼玉医科大学総合医療センター薬剤部 係長 佐野元彦先生

  • 2001年城西大学薬学研究科薬学専攻(博士後期課程)修了
  • 2004年埼玉県立がんセンター薬剤部入職
  • 2006年埼玉医科大学総合医療センター薬剤部入職
  • 2006年 9月~12月
    国立がんセンター中央病院にて研修
  • 2006年-現在
    埼玉医科大学総合医療センター外来化学療法センター薬剤師,緩和ケアチーム薬剤師を兼任

【学位、認定など】
博士(薬学)
日本病院薬剤師会 がん専門薬剤師
日本医療薬学会 がん専門薬剤師
日本医療薬学会 がん指導薬剤師
日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師
日本静脈経腸栄養学会 栄養サポートチーム専門療養士

【所属学会など】
日本薬学会,日本医療薬学会,日本緩和医療薬学会,日本臨床腫瘍薬学会
日本癌治療学会,日本臨床腫瘍学会,日本癌学会,日本家族性腫瘍学会,日本緩和医療学会
日本がんサポーティブケア学会,特定非営利活動法人 がん医療研修機構
Symptom Control Research Group:SCORE-G
Saitama Society of Oncological Pharmacotherapy:SSOP

2018年12月

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