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外来化学療法とは

2014年4月25日 公開
2022年1月 更新
監修:星薬科大学
実務教育研究部門 教授
佐野 元彦 先生

治療期間中の過ごし方は

すぐに体調の変化に気づけるようにしておくことが大切です。

外来化学療法では、いつも医療者がそばにいるわけではありません。身体の調子をよりよい状態に保つためには、患者さん自身が心がける自己管理が大切です。とはいえ、毎回同じ体調で抗がん薬(抗がん剤)の投与が受けられるわけではありません。

副作用が出た時に悪化させずに、上手にコントロールしていくためには「こんなことで電話してもいいのかしら」とためらわないことです。治療中はもちろん、自宅に帰ってからでも、気になる症状やつらい症状が出た場合には、がまんせずに医療機関に連絡しましょう。

上手に自己管理するには、どのような副作用がいつごろ出やすいかを予め知っておくと、体調の変化に気づきやすくなります。また、外来化学療法中は、体調の変化や副作用の状況について、ご自身あるいはご家族と一緒に日誌形式で記録しておくとよいでしょう。日々の体調の変化を記録しておくことで、客観的に自分のコンディションを把握でき、次の受診の際にも役立ちます。

下の図は代表的な副作用の発現しやすい時期を表していますので参考にしてください。なお、副作用の詳しい情報については、「副作用対策」の項目をご覧ください。

代表的な副作用の発現しやすい時期

監修者略歴

星薬科大学
実務教育研究部門 教授
佐野 元彦(さの もとひこ)先生

  • 2001年城西大学薬学研究科薬学専攻(博士後期課程)修了
  • 2004年埼玉県立がんセンター薬剤部入職
  • 2006年埼玉医科大学総合医療センター薬剤部入職
  • 2006年 9月~12月国立がんセンター中央病院にて研修
  • 2006年埼玉医科大学総合医療センター外来化学療法センター薬剤師,緩和ケアチーム薬剤師を兼任
  • 2020年5月-現在星薬科大学 実務教育研究部門 教授
  • 【学位、認定など】
  • 博士(薬学)
  • 日本医療薬学会 がん専門薬剤師
  • 日本医療薬学会 がん指導薬剤師
  • 日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師
  • 日本静脈経腸栄養学会 栄養サポートチーム専門療養士
  • 日本緩和医療薬学会 緩和医療暫定指導薬剤師
  • 日本遺伝性腫瘍学会 遺伝性腫瘍コーディネーター
  • 【所属学会など】
  • 日本薬学会,日本医療薬学会,日本緩和医療薬学会,日本臨床腫瘍薬学会,日本癌治療学会,日本臨床腫瘍学会,日本癌学会,日本家族性腫瘍学会,日本緩和医療学会
  • 日本がんサポーティブケア学会,特定非営利活動法人 がん医療研修機構
  • Symptom Control Research Group:SCORE-G
  • Society of Oncological Pharmacotherapy:SSOP